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ウォーミングアップの目的と方法を簡潔に説明していきます。

普段、運動する前のウォーミングアップの参考にしてみてください。


  1. ウォーミングアップとは

    ウォーミングアップとは、運動やスポーツをする前の準備として行う軽運動を指します。

    身体(筋肉)を温めたり、関節の可動域を広げたりし、怪我の防止や運動のパフォーマンスを高めることができます。身体を温めることにより、血流量を増え筋肉を柔らかくなります。そうすると、身体を素早く、スムーズに行うことができます。


  2. ウォーミングアップの目的

    ①体温や筋温を上昇させる

     身体の中で発生したエネルギーは、筋を収縮させるだけでなく、熱エネルギーとしても使われ体温を上昇させます。それにより血管が拡張し、酸素の供給もスムーズに行われるようになりパフォーマンスの向上を促せます。


    ②関節可動域を広げる

     体温を上昇させることによって、筋肉や腱を柔らかくし関節可動域を大きくします。筋肉や腱の過度な伸展やねじれによる筋断裂や腱断裂などの怪我のリスクを減らすことができます。


    ③心拍数を徐々に上昇させる

     軽運動から徐々に運動強度を上げていくことで、急激な心拍数や呼吸数の上昇を抑え心臓や肺の負荷を軽減できます。


    ④メンタルの準備

     自分がしたい運動の為のイメージを作り、メンタル面の準備ができます。


  3. ウォーミングアップの方法

    ①関節部の軽いほぐし

     手首・足首・腰・膝などを軽く伸ばしたり、回したりします。

     軽くというのがポイントです。いきなり大きな動きをすると怪我に繋がります。


    ②全身運動

     ジョギングやランニングなどで全身の血流を良くし、筋温を温めます。


    ③静的ストレッチ

     動作も用いないゆっくりとしたストレッチを行うことで関節可動域を広げます。

     30秒以上の静的ストレッチは怪我のリスクを向上させるので30秒以内にしましょう。


    ④動的ストレッチ

     ダイナミックストレッチとも言います。動きを用いて関節部を回したりして関節可動域を広げていきます。筋温をさらに上昇させることで深部体温の上昇も促します。


    ⑤専門性がある動き

     動き作りのドリルなどを行っていきます。

     

    ここまでが基本的なウォーミングアップの流れになります。


  4. ウォーミングアップの注意点

    あくまで個人差があります。自分のタイプや体力に応じてアレンジしていく必要があります。ウォーミングアップは競技特性を考慮する必要があり、スピード、動き、脈拍などを徐々に主運動に近づけることが大切です。


ウォーミングアップをしっかり行い、怪我無く高いパフォーマンスを手に入れていきましょう!



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